ここでは、私たちが考える被験者募集サービスの価値や考え方、また、その紹介プロセスについてご紹介します。

私たちが考える被験者募集

サービスの価値

私たちが提供するサービスは、企業からお金を預かり、それを元に広告を運用することが目的ではありません。あくまでも治験や臨床試験・臨床研究を実施する側と、患者様など被験者となって試験に参加していただく側とを繋ぐ医療の架け橋となることにそのサービスの真の価値があります。

一見、この広告代理店モデルと被験者募集会社という二つにそれほど大きな違いはありませんが、結果には大きな違いが生じます。なぜなら、依頼者と患者様双方の意図を汲みとり、的確なマッチングが必要な募集会社には、被験者を集めるという大前提のコミットメントが必要になるからです。私たちは、常にコミットメントを追い求める中で、必然的に自社で全ての広告運用をおこない、そのノウハウを社内に蓄積しております。

サービス価値を追い求めることによる副産物

広告運用を自社でおこない、直接広告媒体と繋がることにより、スピーディかつローコストで被験者募集の支援が実現できます。また、広告媒体側と直接やり取りを重ねることにより、細やかなハンドリングが可能となり、広告制作についてもキャッチフレーズの選定や画像のA/Bテストなどのノウハウが社内に蓄積されています。

常に最新の知識を身につけ、広告を運用するには少なからず労力が伴いますが、そのようにして常に結果をコミットメントし続けることにより、私たちが提供するサービスの価値を高めています。これからも私たちは、製薬会社やCRO・SMOなどの実施側の支援をおこなうとともに、Patient Centricity 「患者中心」の医薬品開発を実現する為、被験者に最も近い立場として、どのような情報が求められているかを的確にキャッチし、被験者募集サービスの価値を追求し続けて参ります。


被験者募集の移り変わり

過去と現在

以前の主流は、SMO毎に各地域のPROに被験者募集を委託していました。PROによって保持しているDatabaseや得意としている地域が異なるため、進捗が悪い地域のみ、地場のPROを使って進捗を加速することができたという事務的・コスト的な利点がありました。しかし、その反面、実施計画の進捗が悪くなってからの動き出しとなるため、期間短縮メリットもそれほど多くはありませんでした。

現在は、PROからの症例見込みを事前にある程度織り込んで募集準備や計画を立てることができますが、その煩雑さゆえにPROを絞り込んで被験者募集を委託するため、そのPROの得手不得手により地域によっては全く症例登録が進まなかったりと、昔と比較してもそれほど大きなメリットの享受には至っていません。


主に実施されている手段

1. 広告代理店&PRO(Datebase・コールセンター)

→代理店が得意な「ブランディング」の実施には最適だが、被験者募集ノウハウが少ない為、巨額な費用とリスクを伴う。

2. SMO経由のPRO

→費用を抑えるというメリットはあるが、後手後手になってしまうため、期間短縮メリットが少ない。また、PROへの募集費用が低くなる傾向がある為、PRO独自での広告費に限界があり、能力を十分に発揮出来ない恐れがある。

3. PROの複数社平行利用

→PROの良いところを活かすことが可能となるが、施設枠の調整や各PROへの情報伝達などにおいて業務管理がとても煩雑になる。

私たちエディハスは、本質的に「集める」事に特化し、その費用についても明確に算出します。また、北海道や九州、その他主要都市など各地域のPROとの連携が可能です。それに伴う枠の調整や、各SMOとの契約締結、PRO毎のIRB資料提出などにも対応いたします。



被験者募集の費用

募集費用の形骸化

10年以上前には症例単価のみで被験者募集を実施していた募集会社(以下、PRO)ですが、現在では症例単価以外に広告費や管理費・イベント費用など、多くの費用項目が積み上げられます。

過去と現在の募集費用の違い。


その理由として考えられるのが、PROの依頼者が変わったという点と、リスクを避けたいPROの広告代理店化が進んだという点です。

もちろん、被験者募集の難易度は年々増加傾向にありますが、それが全ての理由にはなり得ませんし、昔と比べてその費用相場に見合った効果が出せているかと問われれば疑問が残ります。

費用の考え方

昨今の被験者募集は、既存データベースがあるからといって、広告をかけずに被験者を集めるのは至難の技です。

弊社では以下のようなイメージで広告の原価費用を算出しております。もちろん各パーセンテージはプロトコルによって異なりますが、数字を変えるだけで大体の費用感を掴んでいただけます。

これは、健常人を対象とした試験の場合でも、疾患を対象とした試験の場合でも基本的に変わることはありません。そのため、弊社では募集開始前に試験の見込み歩留まりの聴取やFIXを大切にしています。

良くも悪くも、最終的にどこの数値が見込みと乖離があったかを明確にすることによって、PROとしての責任の所在も明らかになります。試験実施が終わり、漠然と「PROの見込みが甘かった」では、次に生かすことができないと考えています。

また、リスクの取り方云々を抜きにすれば、基本的にこれを逆算することにより、どのポイントでも費用設定が可能です。
※広告獲得単価は有病率や実施地域・過去の実績などにより算出します。

募集費用の計算式。


上図のように、広告獲得単価が予測できれば、その後の電話予約・初回来院・同意取得・組入(Randomize)までの割合はおおよそ算出可能です。ここで一番変化率が大きいのが電話予約の数値(60%)です。これはクライテリアにより左右されるため、その疾患で応募(獲得)があったとしても、この数値が2%以下まで下降する場合があります。


まとめ

ここでは、私たちが考える被験者募集の費用についての考え方をご説明してきました。組入までは多くのステップがあるため、募集に掛かる費用についてはなかなか顕在化させづらいですが、分解する事によって一つ一つのコストが見えてきます。被験者募集にうんちくはいりません。集めるか集めれないか。費用対効果が良いか悪いかだけです。精一杯頑張りましたではなく、あるのは結果だけです。

もちろん、全ての数値を最初から明確に計ることは不可能ですが、弊社では納得していただける費用設定を大切にしています。



被験者紹介までのプロセス

一般的ではありますが、基本契約やNDA/CA締結完了後の御依頼から被験者紹介までの基本的な流れについてご説明します。

体制

通常の電話やメールでのやり取り以外にも、Chatworkやboxを利用した文章や画像のタイムリーなやり取りにも対応しています。

体制図

受託

弊社指定の依頼書雛形、もしくはそれに準じる様式で試験概要を御提示いただきます。IRB資料の提出にも対応いたします。

電話問診シートの作成

試験概要に基づき、オウンドメディア「ぺいるーと」公開用の試験情報と電話問診シートを作成。電話問診シート作成後、公募開始前に内容を確認いただくことも可能です。

公募開始

既存DateBase会員向けのメルマガ配信や、必要に応じて広告制作・配信、イベントの実施。

会員登録・試験応募

広告などを経由した新規会員はオウンドメディアの「ぺいるーと」へ会員登録・試験応募。既存DateBase会員は試験応募のみ。

電話予約

電話問診シートで健康状態や選定条件などの聞き取りを行います。聞き取る内容はクライテリアに基づき臨機応変に変更可能です。

来院もしくはCRC対応

施設名などの施設情報は、ここではじめて応募者へお伝えします。施設枠を頂戴している場合は直接来院予約し、それ以外の場合は、施設の担当CRCなどへ引き継ぎをおこないます。

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