生活習慣病の治験・臨床試験(高血圧・脂質異常症・脂肪肝など)

高血圧・脂質異常症・脂肪肝などの生活習慣病の治験は、「血圧を下げる薬を2種類以上飲んでいても血圧が高い方」「BMI25以上で脂肪肝が疑われる方」のように、今の治療や検査の数値の条件が細かく決まっていることが多い分野です。2019年から2026年までに、生活習慣病の治験・臨床試験と、血圧・コレステロール・肝機能が気になる方の健康食品の試験など39件で被験者を募集し、のべ4,055名の応募を集めました。北海道の札幌近郊で行った、コレステロールが気になる方のお茶の試験では、約2か月で1,028名(募集目標の3倍を超える)の応募がありました。北海道から福岡県までの10都道府県の医療機関で行った高血圧の治験では310名、血圧を下げるスマートフォンのアプリの試験2件ではあわせて336名の応募がありました。39件のうち7件は、参加期間が約1年以上の長期の試験(最長で約5年)です。北海道から熊本県まで、22都道府県の医療機関・施設の試験を担当しています。

分野ごとの実績

分野治験・臨床試験の件数応募数(のべ)
高血圧の治験11件763名
血圧が気になる方の健康食品の試験4件427名
脂質異常症(コレステロール・中性脂肪)の治験・検査4件250名
コレステロール・中性脂肪が気になる方の健康食品の試験6件1,558名
脂肪肝・肝臓の治験・検査6件429名
肝機能が気になる方の健康食品の試験2件604名
合計39件4,055名

合計には、腎臓病の治験3件と、尿酸値・足の動脈硬化の試験3件を含みます。

高血圧の治験・臨床試験

高血圧の治験11件で、のべ763名の応募を集めました。血圧の薬を飲んでいない方、1種類・2種類・3種類以上の薬を飲んでいても血圧が高い方など、今の治療の条件が違う試験を担当しています。血圧を下げるスマートフォンのアプリの試験や、カテーテル(血管に入れる細い管)を使う治療の試験もあります。

高血圧の方の治験(北海道から福岡県までの10都道府県)

対象高血圧の18歳以上(血圧を下げる薬を飲んでいる方も含む)
募集地域北海道・宮城県・茨城県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・広島県・福岡県
応募数310名
募集期間約10か月

血圧を下げるアプリの試験(東京都・神奈川県・兵庫県)

対象血圧が高めで、薬による治療をしていない20〜64歳
試験の内容血圧を下げるためのスマートフォンのアプリを使い、約24週間で通院7回程度
募集地域東京都・神奈川県・兵庫県
応募数168名
募集期間約1年4か月

血圧の薬を飲んでいる方のアプリの試験(北海道)

対象血圧を下げる薬を飲んでいる20歳以上
試験の内容スマートフォンのアプリを使い、約1年(48〜53週間)で通院7回程度
募集地域北海道札幌市・帯広市
応募数168名
募集期間約5か月

そのほかに担当した高血圧の治験

  • 高血圧・糖尿病・腎臓病で治療中で、息切れ・動悸・むくみなどがある21歳以上の方の、心不全と腎臓病の治療薬の治験(約5か月で通院12回程度、東京都中央区)
  • 血圧を下げる薬を飲んでいても血圧が高めの18歳以上の方の治験(約3か月〜1年3か月で通院7〜18回程度、東京都中央区)
  • 血圧を下げる薬を飲んでいない、高血圧の18〜79歳の方の治験(約10週間で通院4回程度、東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県)
  • 血圧が高めの18〜60歳の男性の、28泊29日の入院の治験(東京都墨田区)
  • 2〜3種類の血圧の薬を使っている18〜79歳の方の、注射薬の治験(約6か月で入院3回と通院15回程度、東京都港区・大阪府大阪市、募集中)
  • 2種類の血圧の薬を飲んでいても血圧が下がりきらない20〜75歳の方の、カテーテルで腎臓の血管のまわりの神経を処置する治療の試験(約5年で通院13回程度、北海道から福岡県までの9都道府県)
  • 2種類以上の血圧の薬を飲んでいても血圧が高い18歳以上の方の治験(約5か月で通院11回程度、東京都中央区)
  • 3種類以上の血圧の薬を使っても効果が得られない18歳以上の方の治験(約20週間の通院、神奈川県横須賀市)

血圧が気になる方の健康食品の試験

血圧が高めの方や、健康診断で血圧が少し高めと言われた方を対象にした、健康食品・サプリメント・食事の試験4件で、のべ427名の応募を集めました。

  • 血圧が気になる方の、健康食品の試験(北海道恵庭市、2024年):約1か月で208名の応募
  • 健康診断などで血圧が少し高めと言われた30〜64歳の男性が、ふだんの食事を栄養成分を含む食事に置き換える試験(大阪府大阪市北区、2021年):約1か月で128名の応募(募集目標の3倍を超える)
  • 血圧が高めの18〜64歳の方の、12週間のサプリメントの試験(大阪府大阪市、2024年):約1か月半で59名の応募
  • 血圧が少し高めと言われた50〜74歳の方の、12週間のサプリメントの試験(大阪府大阪市北区、2026年)

脂質異常症(コレステロール・中性脂肪)の治験・臨床試験

脂質異常症の治験と、動脈硬化の遺伝的なリスクを調べる血液検査、あわせて4件で、のべ250名の応募を集めました。

コレステロールの薬を飲んでいてもLDLコレステロールが高めの方の治験(8都道県)

対象コレステロールや中性脂肪を下げる薬を飲んでいても、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高めの18〜85歳
試験の内容約20〜60週間で通院9〜16回程度
募集地域北海道・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・兵庫県・福岡県
応募数96名
募集期間約5か月

動脈硬化の遺伝的なリスクを調べる無料の血液検査(8都道府県)

対象18歳以上
試験の内容ふだんの血液検査では測らない、動脈硬化の遺伝的なリスクを、無料の血液検査で調べる
募集地域北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・兵庫県・広島県・福岡県
応募数128名
募集期間2025年10月から(募集中)

そのほかに担当した脂質異常症の治験

  • 高コレステロール血症(脂質異常症)で薬を飲んでいる18歳以上の方の治験(約12週間で通院4回、東京都中央区、募集中)
  • 脂質異常症で、心筋梗塞・狭心症・脳梗塞・糖尿病などの合併症がある18〜80歳の方の治験(約4か月で通院5回程度、東京都千代田区)

コレステロール・中性脂肪が気になる方の健康食品の試験

コレステロールや中性脂肪が気になる方を対象にした、お茶・サプリメントなどの健康食品の試験6件で、のべ1,558名の応募を集めました。2021〜2022年に札幌近郊で行ったお茶の試験では、施設に来ていただくのを事前検診の1回だけにし、そのあとの検査は検査のスタッフが参加者の自宅を訪ねて行う形にしました。人が集まる場所に行くのを心配する方も参加しやすい形にして、約2か月で1,028名の応募を集めました。

  • コレステロールが気になる20〜64歳の方の、4週間のお茶の試験(北海道の札幌近郊、2021〜2022年):約2か月で1,028名の応募(募集目標の3倍を超える)
  • コレステロールが気になる・少し高めの20〜64歳の方の、12週間のお茶の試験(北海道恵庭市、2022年):約2か月半で412名の応募(募集目標の2.5倍を超える)
  • 中性脂肪が高めの方の、ホテルに宿泊して行う試験(東京都、2019年):約3週間で50名の応募(募集目標の1.2倍を超える)
  • LDLコレステロールが少し高めの20〜64歳の方の、16週間のお茶の試験(大阪府大阪市とその近郊、2021年)
  • コレステロールが少し高めの20〜79歳の方の、12週間のサプリメントの試験(東京都大田区、2025年)
  • 脂っこい食事が好きな方の、コレステロール対策の試験(2020年)

脂肪肝・肝臓の治験・臨床試験

脂肪肝や肝機能障害の治験と、BMIが高めの方の肝臓の状態のチェック、あわせて6件で、のべ429名の応募を集めました。肝臓の状態のチェックでは、採血と、フィブロスキャン(体の表面に機械を当てて、肝臓の硬さと脂肪の量を測る、痛みのない検査)で肝臓の状態を調べます。

BMI25以上の方の肝臓の状態のチェック(4都道府県)

対象BMI25以上の18歳以上
試験の内容2回来院し、採血とフィブロスキャン
募集地域北海道・東京都・大阪府・福岡県
応募数228名
募集期間約6か月

脂肪肝が疑われる方の肝臓の状態のチェック(5都府県)

対象生活習慣が関係する脂肪肝(MASLD)が疑われる、BMI25以上の50歳以上
試験の内容身体測定と採血の無料の検査。結果によって、後日フィブロスキャンをご案内
募集地域東京都・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県
応募数144名
募集期間2025年12月から(募集中)

そのほかに担当した脂肪肝・肝臓の治験

  • 脂肪肝と診断された20〜75歳の方の治験(約68週間で通院17回程度と、1泊2日の入院2回、大阪府吹田市)
  • 肝機能障害で通院中の18〜75歳の方の、入院の治験(約1か月〜1か月半、東京都)
  • 中等度の肝機能障害で通院中の20〜79歳の方の治験(約1か月半で7泊8日の入院と通院3回、東京都・山梨県・京都府・福岡県・大分県、募集中)
  • 肝硬変・ウイルス性肝炎・脂肪肝などの慢性の肝機能障害がある18〜75歳の方の治験(3泊4日の入院と通院1回、東京都、募集中)

肝機能が気になる方の健康食品の試験

  • 肝機能が気になる20〜64歳の方の、8週間のサプリメントの試験(北海道恵庭市、2023年):約1か月半で513名の応募
  • 肝機能が気になる45〜74歳の方の、12週間の健康食品の試験(東京都新宿区、2020年):約1か月で91名の応募

腎臓病の治験

腎臓病の方や、腎臓の数値が悪いと言われた方の治験3件で被験者を募集しました。約4年で通院20回程度の長期の試験も担当しています。

  • 腎臓病と診断された方、または腎臓の数値が悪いと言われた18歳以上の方の治験(約1〜4年で通院15回以上、東京都中央区)
  • 腎機能が低めと言われた、BMI27以上の18歳以上の方の治験(約43週間で通院14回と電話18回)
  • 全身性の炎症を伴う慢性腎臓病の20歳以上の方の治験(約4年で通院20回程度、宮城県仙台市・東京都八王子市)

そのほかの生活習慣病に関する試験

  • 尿酸値が高めの20歳以上の方の、4週間のサプリメントの試験(福岡県福岡市)
  • 閉塞性動脈硬化症(足の血管が細くなる病気)で、歩くと足が痛くなる40歳以上の方の治験(約9か月の通院、埼玉県・東京都・神奈川県・熊本県)
  • 閉塞性動脈硬化症・末梢動脈疾患と診断された18〜79歳の方への、オンラインまたは対面のインタビュー(60分程度、全国)

関連する実績

糖尿病の治験・臨床試験(2型糖尿病の治験、血糖値が気になる方の食品の試験など)

肥満症・BMIが高めの方の治験・臨床試験(肥満症の治験、体脂肪が気になる方の健康食品の試験など)

医療機器・治療用アプリの治験・臨床試験

高血圧の治験に参加を考えている方への説明は、ぺいるーとの高血圧の治験のページにあります。

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